気温はもうお気に入りのコートが着られるほどなのに、ヘッドフォンから流れる歌はまだ夏の恋をうざったいくらいに暑苦しく叫んでいた。いつも、季節外れな音楽を聞いている気がする。呆れるくらいに天邪鬼な自分にもそこそこ慣れてきた。流行りのアニメは見…
いつも君は僕に急にカメラを向けてきてさ、何かと思えば変なインスタグラムのエフェクトを僕の顔につけて、キャッキャとはしゃいでるんだ。僕はそれにノリよく変顔するような気前のいい奴じゃなくてさ、嫌な顔してカメラから目を背けてたね。もっと構ってや…
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