心配事の八割は起こらない

毎日考えるのは起こりうる「最悪」なこと。仕事にも趣味にも、100%の期待や希望を抱いたことなんて一度もない。楽しみにしていたことがなくなっても、傷つかないようにいつも心に保険をかけている。周りのみんなは勘が冴えてる、なんて言うけどそうじゃない。あらゆる経路でそうなるかもしれない最悪な事態を想像するのが上手なだけ。まだ起きてもない最悪を考えて夜中に泣き出すような自分の性には合ってるのかもしれないな。考えすぎだとか言われなくても分かってるけれどそれでも辞められるわけがない。「分かってた」「そんな気がしてた」「大丈夫」って言えるように、自分で自分のことを一番否定して、一番正直な気持ちに蓋をして生きている。ずっと。こんなだから誰かの一番にもなれないのかも。全部周りのせいにしたいけど、自分が悪いんだって分かってる、知ってるよ。大丈夫、期待なんてしてないし。心配事の八割は起こらないなんて、とんだ嘘っぱちだったね。